アクティビティ

『コミュニケーションのためのクラス活動40』(2011)

今度、会話のクラス担当を任されたんだけど、授業案どうしよう。

中級会話のクラスって、初級とは違うよね。

一体どんな活動をしたらいいんだろう。

ただ単に「会話の授業」と言われても、どうすればいいのだろうと頭を抱える先生方は多いと思います。

本書はそんな授業で使える活動アイディアが40も集められています。また、会話能力といっていますがコミュニケーション能力の育成を目的としていますので、中学・高校・大学の授業でも使用することが可能です。

本書の特徴

2011年10月 スリーエーネットワーク
石黒圭(編)安部達雄 他(著)
¥1,800(本体価格) B5版 244p

第1部 ともかく話す:自分の言いたいことを、自分の言葉で伝える

  1. おしゃべりの引き出し
  2. 個性的な自己紹介
  3. 私の自慢
  4. 雑談力をみがく
  5. チームで協力!

第2部 ともかく話す:自分の言いたいことを、聞き手を意識して調整して伝える

  1. ウソを見破れ!
  2. 話し方とキャラクター
  3. 偶然について話す
  4. コメント力を鍛える
  5. 上手な意見の伝え方

第3部 内容を整理:自分の言いたいことを、内容を整理して説得的に伝える

  1. 説明のコツ
  2. これは誰の意見?
  3. フィラーにトライ!
  4. 依頼のテクニック
  5. 説得の技術

第4部 聞き手に配慮:自分の言いたいことを、聞き手の感情に配慮して伝える

  1. 私ならあなたなら
  2. あなたも私も幸せに
  3. いらっしゃいませ
  4. とっさの一言
  5. ユーモアを交えて
各課の構成
  1. 基本情報(概要・目的・レベルなど)
  2. 基本活動(手順と実際)& ワークシート
  3. 応用活動(手順と実際)& ワークシート
  4. コラム

基本情報

概要、目的、レベル、時間、人数、準備物など細かく記載されているので、教師が準備をする時に、いい目安となります。

活動に関する専門用語も時折出てくるのですが、そういった言葉も概要で説明してくれています。

例)ジグソー活動、Show & Tell、ピア・レスポンス活動など

基本活動(手順と実際)& ワークシート

手順は教案のように細かく記載があります。また、ワークシートも1種類で完結のタイプもあれば、1つのアクティビティで4〜5種類あるものもあります。

基本活動のあとには、どのように応用したらいいのか、同様に手順と実際の実施場面、応用活動で使えるワークシートが入っています。

内容がとっても充実していて、読んでいるだけで非常に勉強になります。

この内容でこの値段は、本当にありがたいです。

最後のコラムも読み応えがありますよ。

関連サイト

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中上級で会話活動を取り入れたい先生にはおすすめの一冊です。

2011年10月 スリーエーネットワーク
石黒圭(編)安部達雄 他(著)
¥1,800(本体価格) B5版 244p

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