ビジネス日本語

『にほんごで働く!』ビジネス日本語30時間(2009)

ビジネス日本語の教科書で、表現や語彙・文単位での練習・会話練習・ロールプレイなどが入っています。

一課につき3〜4時間、全単元を約30時間で修了するぐらいの量で、ビジネス日本語ですがレベル的には初級修了者でも始められるテキストです。

イラストが豊富に入っているので、イラストだけを見ながら会話練習をすることができる点は大きいと思います

『にほんごで働く!ビジネス日本語30時間』の特徴

2009年3月 スリーエーネットワーク
宮崎 道子 (著), 郷司 幸子 (著)
¥2,500(本体価格) B5版 151p
目次
  1. 紹介する
  2. あいさつする
  3. 電話をかける・受ける
  4. 注意をする・注意を受ける
  5. 頼む・断る
  6. 許可をもらう
  7. アポイントを取る
  8. 訪問する

中身をみてみる

各課の構成
  1. 目的・クイズ
  2. 表現・ことば
  3. 談話
  4. 会話
  5. ロールプレイ
  6. 練習
  7. ビジネスコラム

①目的・クイズ

学習の目的を明確するとともに、CDを聞きながらクイズに答えます。そして学習者に実際の経験談を聞いたり、意見を引き出したりしながらウォーミングアップを図ります。

②表現・ことば

ビジネスシーンで使う表現が例文とともに紹介されています。言葉は本冊には翻訳がないのですが、巻末に「英語・中国語・韓国語」の訳が載っています。(ベトナム語は出版社サイトからダウンロード可能)

本冊には日本語のみ、というのは復習時にもいいですね。すぐに訳語が目に入ってしまうこともありません。

③談話

代入練習の形で様々な語彙を使いながら練習することができます。

④会話

会話(ダイアローグ)が3パターンほど用意されています。

また、各会話にはイラストが掲載されているので、最終的にはダイアローグを読むのではなく、イラストのみを見ながら会話練習をすることもできます。

⑤ロールプレイ

各課で2種類のロールプレイが用意されています。こちらもイラストがついているので、場面が想像しやすくなります。

⑥練習

この課で紹介されている表現や知っておくべき文型を切り取って、文単位での練習が用意されています。こちらもイラスト付き。

この練習問題ですが、1つの表現につき5問ずつぐらい、とボリュームがあり充実しています。スタイルも文作成や穴埋めなど、いろいろ。

⑦ビジネスコラム

課末にちょっとしたビジネスコラムが読み物としてついています。トピックは、

  • 名刺について、
  • ホウレンソウ、
  • 日本人の労働時間など

いろいろあります。

関連情報

ベトナム語語彙リストのダウンロード

出版社さんのサイトからPDFがダウンロードできます。

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ビジネスシーンはなかなか想像がしにくいこともありますが、イラストが豊富に載っているので助かります。

初級修了レベルでビジネス日本語を勉強したいという学習者におすすめです。

2009年3月 スリーエーネットワーク
宮崎 道子 (著), 郷司 幸子 (著)
¥2,500(本体価格) B5版 151p

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