教科書・テキスト

『つなぐにほんご 初級1・初級2』 (2017)

日本語が「できる」ようになることを目的に作られた教科書。会社、学校、生活の中でコミュニケーションに必要な場面が30課(1〜15課が初級1、16〜30課が初級2)に分けられています。

初級1の1〜15課は日常の基本的なやりとりを、初級2の16〜30課は説明、意見交換、相談などの場面が取り上げられています。

到達レベル:CEFR A1/A2 レベル、JLPT N4 レベル

語彙数:約2,000語、漢字数:約400字、授業時間:約360時間

この本の構成

2017年10月  ヒューマンアカデミー日本語学校 ¥2,500(本体価格) B5版 348p
2017年10月  ヒューマンアカデミー日本語学校 ¥2,500(本体価格) B5版 362p

各課の構成
  1. 場面会話
  2. 文型確認・文型練習
  3. 応用会話
  4. アクティビティ
  5. 書き教材・読み教材

まず場面を導入してから文型練習へと進みます。1つの課に2〜4の場面会話が用意されています。会話練習は豊富なイラストを見て行われ、最終的にイラストだけを見て使用場面をイメージしながら会話をすることを目標とします。

イラストの横には会話文が赤い字で書かれていますが、付属の赤シートで隠しながら練習することができます。

各課のそれぞれの場面でできるようになること」が書いてあるのでいい確認の指標になります(Can-Do)

目次

出典:https://www.ask-books.com/jp/tsunagu/contents/

関連書籍

初級1と2の両方で、ワークブックもあります。ワークブックでも音声がダウンロードでき、Webドリルもあります

2018年11月 
ヒューマンアカデミー日本語学校
¥2,000(本体価格) B5版 184p
2018年11月 
ヒューマンアカデミー日本語学校
¥2,000(本体価格) B5版 184p

英語の文法解説書も出ました。英語圏の学習者であれば、これを使用して予習してきてもらうことが可能になります。

2019年12月 
ヒューマンアカデミー日本語学校
¥2,700(本体価格) B5版 336p

教え方の手引き(教師用マニュアル)もありますので、こちらも参考になります。

2020年10月 
ヒューマンアカデミー日本語学校
¥3,850 B5版 384p

関連サイト

『つなぐにほんご』サイト

以下のサイトから、資料が無料でダウンロードでき、パソコンに保存できます。

  • 教科書の音源
  • 全ての絵カード
  • 教える際のヒント

サイトを開く

このサイトから、ページの見本、各課の構成なども見ることができます。リソースが用意されているので、初めて使う場合でも導入しやすい教科書だと思います。

特に『できる日本語』を使ったことがある方は、使いやすいと思います。

アプリで音声

FeBeというアプリをダウンロードすれば、iPhoneでもAndroidでも、音声がダウンロードできるそうです。これなら学習者はスマホでいつでも音声が聞けますね。(FeBeは現在Audiobookという名前です)

Amazonオーディオブック - オーディブル

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2017年10月  ヒューマンアカデミー日本語学校 ¥2,500(本体価格) B5版 348p
2017年10月  ヒューマンアカデミー日本語学校 ¥2,500(本体価格) B5版 362p

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