日本語が「できる」ようになることを目的に作られた教科書。会社、学校、生活の中でコミュニケーションに必要な場面が30課(1〜15課が初級1、16〜30課が初級2)に分けられています。
初級1の1〜15課は日常の基本的なやりとりを、初級2の16〜30課は説明、意見交換、相談などの場面が取り上げられています。
到達レベル:CEFR A1/A2 レベル、JLPT N4 レベル
語彙数:約2,000語、漢字数:約400字、授業時間:約360時間
この本の構成
- 場面会話
- 文型確認・文型練習
- 応用会話
- アクティビティ
- 書き教材・読み教材
まず場面を導入してから文型練習へと進みます。1つの課に2〜4の場面会話が用意されています。会話練習は豊富なイラストを見て行われ、最終的にイラストだけを見て使用場面をイメージしながら会話をすることを目標とします。
イラストの横には会話文が赤い字で書かれていますが、付属の赤シートで隠しながら練習することができます。
各課のそれぞれの場面で
目次
出典:https://www.ask-books.com/jp/tsunagu/contents/
関連書籍
初級1と2の両方で、ワークブックもあります。ワークブックでも音声がダウンロードでき、Webドリルもあります。
英語の文法解説書も出ました。英語圏の学習者であれば、これを使用して予習してきてもらうことが可能になります。
教え方の手引き(教師用マニュアル)もありますので、こちらも参考になります。
関連サイト
『つなぐにほんご』サイト
以下のサイトから、資料が無料でダウンロードでき、パソコンに保存できます。
- 教科書の音源
- 全ての絵カード
- 教える際のヒント
このサイトから、ページの見本、各課の構成なども見ることができます。リソースが用意されているので、初めて使う場合でも導入しやすい教科書だと思います。
特に『できる日本語』を使ったことがある方は、使いやすいと思います。
アプリで音声
FeBeというアプリをダウンロードすれば、iPhoneでもAndroidでも、音声がダウンロードできるそうです。これなら学習者はスマホでいつでも音声が聞けますね。(FeBeは現在Audiobookという名前です)
オンラインの声
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