ポップカルチャーというと「漫画」や「アニメ」などを思い浮かべる方が多いと思います。
本書ではそれだけでなく「浮世絵」「歌」「踊り」といった伝統文化も入っており、幅広いポップカルチャーを通して日本語を学習することができます。
イラストや実際の漫画、浮世絵なども掲載されており、初級の段階から楽しみながら内容を充実させた学習ができそうです。
ポップカルチャーNew & Old について
- 本文を読む前に
- 読み物(1〜6)
- アクティビティ1
- 読み物(5〜8)
- アクティビティ2
本文を読む前に
その課の読み物を理解するのに必要な語彙を調べたり、その課に関係した背景知識について下調べをしたりする問題が1ページあります。
読み物
1つの読物がいくつかに区切られて掲載されており、その区切りごとに本文の内容を理解するための問題が入っています。
問題の種類も、
- 穴埋め
- 正誤問題
- 選択問題
- 話し合い
などいろいろなタイプがあります。
漫画やイラスト、写真や浮世絵などの視覚教材がふんだんに使われているので、それについての話合いもはずみそうです。
本文中にあるG-1-Aなどのマークは、巻末についている文法説明の番号を示しています。
文法説明は英語で書いてあるので、学習者が事前に自分で学習してくることもできます。
アクティビティ
「風刺画を描いてみよう」「漫画を読んでみよう」など、楽しみながらその課のトピックに関連した活動が用意されています。
目次
- 第1課:漫画1(漫画のルーツ、江戸時代の大津絵など)
- 第2課:浮世絵(江戸時代、浮世絵の影響を受けた作品など)
- 第3課:漫画2(明治時代、ジョルジュ・ビゴー、風刺漫画など)
- 第4課:漫画3(手塚治虫、コマ割りなど)
- 第5課:アニメ(アニメの歴史、ジブリなど)
- 第6課:歌1(坂本九、上を向いて歩こう)
- 第7課:歌2(ポピュラー音楽、美空ひばりなど)
- 第8課:踊りと芸能(阿波踊り、文楽、和太鼓など)
本書の特徴
ウェブサイトがあるので、そちらを併用することもできます。
ウェブサイトに教材
教科書だけでなく、ポップカルチャーNew & Oldのウェブサイトに行くことで、各「読み物」や「アクティビティ」に出てくる単語のリストをJLPTのレベル別に見ることができます。
また、音声教材もmp3ファイルとしてダウンロードができます。
予習クイズ・確認クイズもウェブサイトにあるので、使用することができます。
上記教材へのアクセスにはパスワードが必要となるので、本書を持っている人のみアクセスができます。
教師用マニュアル
本書を使ってコースデザインをするための情報や、教案、追加の資料などを見ることができます。
教師用パスワードなし
- コースデザイン
- 初回授業で使えるオリエンテーション
- 授業の進め方
などを読む ことができます。
教師用パスワードあり
こちらは、ウェブサイトを通して申請しなければなりませんが、申請すると以下の情報を見ることができます。
- 予習・復習クイズの答えと解説
- 課ごとのサンプルテスト
- 期末試験のサンプルテスト
- Ankiフラッシュカードの音源ファイルなど
関連情報
オンラインの声
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漫画やアニメなどのポップカルチャーを通して日本語を勉強したい!という学習者にはもちろん、読み物教材としても取り入れることができます。
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