基本的な文型を、実際にクラスでどうやって教えたらいいのか迷っている先生方に役立つ書籍です。
教師が理解しておくべきポイント、導入の方法から練習方法、活動のアイディアまでそれぞれ実際の授業風景の写真を豊富に用いて説明されています。
また、オンラインで実際の授業の動画がいくつかみられるので、それも助かります。
『日本語授業の進め方 生中継』の特徴
- 動詞文・疑問詞
- これ/それ/あれ(指示詞)
- 形容詞文、程度の副詞
- 好き・嫌い/上手・下手
- 〜があります/います
- 〜をあげる/もらう/くれる
- 動詞のグループ分け、動詞の辞書形
- 〜のようです(比喩)
- 〜たことがあります(経験)
- 可能形
- 〜ようになります
- 普通形
- 〜と思います
- 名詞修飾文
- 〜ので、〜のに
- 自動詞/他動詞
- 〜ています(結果の状態)
- 〜てあげる/くれる/もらう
- 〜そうです(様態)
- 〜たら、〜ても(仮定条件)
- 受身形
- 使役形
- 使役受身形
中身をみてみる
- 接続の確認と文法整理
- この文型を教える際のポイント
- 導入方法
- 練習
- 活動*
- スキルアップ・アドバイス
*活動は課によってはないものも。
①接続の確認と文法整理
まずは教師自身がしっかりと理解していることが大切です。ここで確認してから教え方へと入ります。
②この文型を教える際のポイント
重要なポイントがすっきりと簡潔にまとめられています。「例外はどうやって教える?」」「留意点は?」など見逃しがちなポイントも。
③導入方法
どのような文言で導入をしていけばいいのか、一言一句説明があります。
それぞれの文法の具体的な教え方を知りたい先生には非常にと思います。
実際の板書案も掲載。すでに教えている先生方でも「こう書けば、もっとわかりやすいのか!」と新しい発見もあるかもしれません。
④練習
この文型を導入し終わった後、どんな練習をすればいいのかがわかります。こちらも写真付きなので、実際に自分が教える際のイメージがしやすいと思います。
それから⑤活動・⑥スキルアップアドバイスへと続きます。「ドリル練習はこんな風にしていませんか?」など、意外と見落としがちなスキルの再確認にもなります。
関連情報
授業のビデオ(動画)を見る
アルク さんのホームページからアクセスができます。
語学のオトモ ALCO[アルコ](アルク)
ALC PRESS, INC.無料posted withアプリーチ
ALCOというアルク さんから出ているアプリでも視聴が可能です。ぜひダウンロードしてみてください。
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新米日本語教師の先生方にはもちろん、実際に他の先生方の授業を見学するチャンスがない方や、ちょっと自分の教え方に自信がもてない方のヒントになるかもしれません。